フィンランドのヘルシンキにおけるオススメのサウナ8施設をご紹介します。
日本も最近は様々な趣向を凝らしたサウナがどんどん登場していますが、サウナ文化の本場「フィンランド」には水風呂代わりに海や湖に入るサウナ等、ユニークな施設がたくさんあります。
本個人ブログ記事では、私が行ったことのあるサウナや次に行ってみたいと思っているサウナを紹介していきます。行ったことのあるサウナは更に詳細な感想、体験記も書きましたので、ぜひご覧ください。
ちなみにヘルシンキの観光スポットは下の記事に纏めています。

フィンランドのサウナ文化!マナーや入り方、ロウリュ、サウナハット等
フィンランドのサウナ文化の特徴やマナー、水風呂の有無等をご紹介します。
フィンランドでは日本と同じく「サウナ」と呼ばれていますが、日本のサウナとは入り方やマナー等の点において、いくつか違いがあります。
サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる「ロウリュ」が特徴
フィンランドのサウナといえば、サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させる「ロウリュ」が特徴です。水蒸気がたくさん発生するため、サウナ室内は高温多湿に保たれています。
日本はロウリュができず比較的サウナ室を乾燥状態に保つ「ドライサウナ」が多いため、ロウリュを知らない方も多いかもしれません。しかし、ぜひフィンランドにツアーや旅行で来た際は、ロウリュを体験してみてください。
水蒸気がたくさん発生して、体感温度は急上昇、その後の水風呂の気持ち良さといったら、至高の体験ができること、間違いありません。
フィンランドには300万を超えるサウナが存在するも、公衆向けは少ない
フィンランドには300万を超える数のサウナが存在するそうです。フィンランドの人口は約500万人ですので、1家庭に必ず1つはサウナがある計算となります。
もの凄い数ですが、こうしたサウナの大部分は個人宅に設置されたプライベートサウナになっており、誰でも入ることができる公衆向けのサウナは多くありません。
フィンランドの首都ヘルシンキにある公衆向けサウナは、両手で数えることができる程度の数です。
フィンランドのサウナは男女一緒に入るの?水着は着用?それとも裸?
個人宅に設置されたプライベートサウナは、裸で男女一緒に入るところばかりです。しかし、公衆向けサウナについては、私が体験した限り、下のようになっている施設が多い印象です。
- 男女別のサウナは裸で入浴
- 男女混浴のサウナは水着を着用
フィンランドでサウナハットを着用する人は少ない
最近は日本でも普及している「サウナハット」。実は、フィンランドでサウナハットをしている人は少数派です。
というか、私は未だにフィンランドでサウナハットをしている人に出会ったことがありません。加えて、先日、サウナハットを着していたら「その帽子は何に使うの?」とフィンランドの現地の方から質問を受けてしまいました。
サウナハットはドイツやロシアを発祥とするサウナ文化であり、フィンランドで着用する人は珍しいのが実情です。
アウフグースもフィンランドで目にすることはない
ロウリュで水蒸気を発生させて、それを更にタオルで拡散させる「アウフグース」はドイツが発祥の文化です。こちらも、フィンランドでは、未だに出会ったことがありません。
ムダ毛の処理はするの?全て剃るのがマナー?
ヨーロッパではすね毛や脇毛、デリケートゾーンのムダ毛を完全に剃ってしまう人が多いため、フィンランドのサウナに入る際、気にされる方もいるようです。
この点、そもそも、こうしたムダ毛の処理は同じヨーロッパ内でも国によって考え方が異なります
フィンランドでは、私が体験した限り、特段、すね毛や脇毛を剃ってツルツルに保つ文化は一般的ではなさそうです。
但し、例えば、ドイツでは、男女とも完全にムダ毛を剃ってツルツルにするのが一般的なようです。ドイツのサウナ施設を観光される際はご注意ください。

フィンランド語を話せなくても英語で十分に通じる
まず、日本において日本語が話せたほうが良いように、フィンランドでは、フィンランド語が話せるに越したことはありません。
しかし、フィンランドでは、英語を話せる方が非常に多くいらっしゃり、カタコトで構いませんので英語を話すことができれば十分です。
ヨーロッパでは第二言語として英語を習得される方が非常に多く、英語は国際言語なのだと痛感させられます。
ヘルシンキのサウナを回るならトラム(路面電車)を使おう!
ヘルシンキ市内にあるサウナを回るなら徒歩はちょっと大変です。かといってタクシーは割高です。各サウナ施設を回るならトラム(路面電車)を使うのがおすすめです。
トラムは市内に張り巡らされており、市内のすべてのサウナ施設の近くに駅が存在します。なお、電車の乗り方やチケットの買い方は下の記事をご覧ください。

フィンランドのヘルシンキにおけるオススメのサウナ施設8選!
フィンランドのヘルシンキを観光で訪れた際は、是非とも行ってほしいサウナをご紹介します。
ただし、私自身がまだ開拓しきれておりません。従って、ここからは開拓済と未開拓に分けて、おすすめサウナ施設をご紹介していきます。
開拓済のヘルシンキにある公衆向けサウナ
Loÿly Helsinki / ロウリュ ヘルシンキ
サウナといえば、水風呂や水シャワーで身体を冷ましますが、こちらのサウナはバルト海に面しており、海に身体を直接沈めて冷ますのが特徴です。
フィンランド政府も後押しする超人気のサウナ施設です。ぜひ、訪れてみてください。

Kuusijärvi Sauna / クージャルヴィ・サウナ
上記と似た施設ですが、こちらは「海」ではなく「湖」に飛び込むことができるサウナです。ヘルシンキ市内よりもヘルシンキ・ヴァンター国際空港に近い場所に位置しています。
空港に到着したらヘルシンキ市内に行く前に、そのままタクシーで行くことをおすすめします!

UUSI Sauna / ウーシ・サウナ
レストランとサウナが融合したユニークなサウナ施設です。サウナは男女で別れており、裸で入浴する形です。加えて、こちらの施設がユニークなのは、タオルを巻いた姿で中庭で外気浴したり、レストランでお食事を楽しむことができる点です。
夜遅くまで営業していますので、夕ご飯ついでに訪れてみるのもオススメです!

未開拓のヘルシンキにある公衆向けサウナ
Allas Sea Pool / アッラス・シープール
ウォーターパークに近い施設です。プールで遊ぶこともできるし、サウナで蒸されることもできる。
フィンランドのサウナ旅行の日程に入れていましたが、2022年2月にフェリーが追突しサウナ施設が故障。已む無く行くことを断念していました。
しかし、新しいサウナエリアが完成し、2022年6月下旬よりサウナの営業再開とのことです。次にヘルシンキを観光した際は、絶対に行きたいサウナナンバー1です!
公式HPはこちら
Kulttuurisauna Public Sauna / クルットゥーリサウナ
海辺に面した公衆サウナです。日本人の方も建築に携わっているとか。海に入ったり、中庭の芝生でノンビリと時間を過ごしたりできるサウナ施設。
単純に今回は時間がなかったため、行くのを断念。いろいろな人がおすすめしているサウナなので、次回は行ってみたいと思っています。
なお、事前予約必須で、身体を拭くためのバスタオルと、サウナ室でお尻に敷くためのタオル、水分補給用のドリンクは自分で用意する必要があるそうです。
行かれる方はお気をつけください。
公式HPはこちら
Lonna Sauna / ロンナ・サウナ
ヘルシンキからフェリー船で10分程度離れた小島にあるサウナ施設です。
こちらも今回のサウナ旅行では時間の面で行くことを断念しました。
都会の喧騒から離れてゆったりと過ごすことができそうなサウナ?と思っており、興味ありです。
公式HPはこちら
番外編:サウナもあるヘルシンキのおすすめホテル
ここからはサウナ施設があるホテルの紹介です。
日中、ヘルシンキの公衆向けサウナを楽しんだ後は、夜もサウナを楽しみたいというヘビーサウナー向けです。
Clarion Hotel Helsinki / クラリオンホテル ヘルシンキ
上記で紹介した「UUSI SAUNA」から徒歩で行けるホテルです。最上階にトレーニングジムとプール、サウナがあります。
私達はここのサウナを非常に楽しみにしていましたが、旅行で遊び疲れた結果、寝坊してしまい、サウナを楽しむことが叶いませんでした(泣)
宿泊料金もリーズナブルですし、口コミを見ると、かなり良さそうなサウナでおすすめします。

Lapland Hotels Bulevardi / ラップランド・ホテルズ・ブレヴァルディ
ヘルシンキの中心部にある4つ星ホテル。
サウナ付きやバルコニー付きのお部屋があり、プライベートでサウナを楽しむことができます。
ただ、サウナ室の温度は最大80度くらいのようで、重度なサウナーの方には物足りないかも。しかし、サウナ、水風呂、外気浴の動線は素晴らしく、何よりホテル全体の雰囲気がとても良かったです。

終わりに:まだまだ開拓してないサウナがたくさん
こうやって纏めてみると、まだ開拓できていないフィンランドサウナが結構あります。私が訪れたのは夏場でしたが、冬場のフィンランドサウナも非常に素晴らしいようなので、次に訪れるなら冬場かなぁ。
でも、ヘルシンキだけでなくて、ラップランド地方にも行ってみたいし、フィンランド旅行は非常に奥が深く、観光プランの作成が悩ましいです。
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