フィンランドのヘルシンキにある、湖に飛び込めるサウナ「Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)」が最高に楽しめたので、ご紹介します。
「Kuusijärvi Sauna」の公式HPはこちらです。
また、フィンランドのヘルシンキにあるサウナを纏めていますので、ご覧ください。

Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)の基本情報
まずは、いつも通りに基本情報から紹介です。
住所・場所
住所:Kuusijärventie 3, 01260 Vantaa, Finland(クリックするとGoogle Mapが開きます)
Google Map上では「Cafe Kuusijärvi」として登録されています。おすすめの行き方は、ヘルシンキ国際空港に着いたらタクシーで行くことです。スーツケースを心配されるかもしれませんが、受付で預かってくれます。
公共交通機関のバスを使っても行くことができますが、タクシーの倍ぐらい時間がかかってしまうため、おすすめできません。
タクシーの料金は忘れてしまいましたが、30ユーロ弱だったと記憶しています。ヘルシンキ国際空港から20分弱で着きますし、おすすめです。
サウナの営業日・営業時間
ここは電気ストーブサウナとスモークサウナの2種類のサウナが用意されています。おすすめは断然スモークサウナです。
- 電気ストーブサウナ:毎日営業、午前9時〜午後8時30分
- スモークサウナ(小):毎日営業、午後1時〜午後8時30分
- スモークサウナ(大):毎日営業、午後2時〜午後8時30分
「Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)」は、基本的に毎日営業ですが、メンテナンス等で臨時休業になることがあるため、必ず公式HPにてご確認をお願いします。
ここのサウナは水着の着用が必要?それとも裸で入るスタイル?
電気ストーブサウナ
本館の中に位置しており、男女で分かれているため、裸で入ります。水着の着用禁止の看板が出ていました。
スモークサウナ
スモークサウナは外に小屋として設置されていて、男女共通のため、水着の着用が必須です。くれぐれも水着を忘れることのないようにお気をつけください(有料ですが借りることができるようです)。
サウナの利用料金
2022年6月時点の情報です。必ず公式HPにて最新の情報をご確認ください。
- 電気ストーブサウナ:大人1人あたり6.5ユーロ
- スモークサウナ:大人1人あたり13ユーロ
もちろんクレジットカード払い可能です。また、サウナの事前予約はできません。当日、受付で直接予約することとなります。
持ち物は①水着、②タオル、③ビーチサンダル
①水着と②タオル、③サンダルを忘れずに持っていきましょう。一応、①水着と②タオルは夫々4ユーロで借りることができます。ただ、ビーチサンダルがレンタルリストにないんですよね。
外に設置されたスモークサウナを楽しむなら絶対にビーチサンダルがあったほうが良いと思います。
ちなみに、我が家では①水着と③ビーチサンダルだけ持っていって、②タオルは受付でレンタルしました。
さすがフィンランド!激しいロウリュにも耐えられるスモークサウナでした
私達が「Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)」を訪れたのは2022年6月です。
肝心のお天気は快晴!素晴らしい外気浴日和です。
ヘルシンキ国際空港でお昼ごはんを食べ、タクシーで「Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)」までやってきました。
私が行ったのは平日だったこともあり大分空いていました。
受付でスモークサウナに入りたい旨を伝えて、バスタオルをレンタルしました。また、ヘルシンキ国際空港から直行で来たため、スーツケースを受付に預かってもらいました。大感謝!
「I ♥ SAUNA」のTシャツが良いですね。期待感が高まります。
水分補給用のペットボトルを忘れずに!
こちらの施設では、サウナの近くに水分補給できる場所がありません。かなり汗をかくことになりますので、併設されているカフェでペットボトル飲料を購入しておくことをおすすめします。
我が家では水分補給を完全に失念していたため、喉が乾いた状態でサウナと湖のダイブを繰り返すことになってしまいました。
脱水症状にならないためにも、水分補給を忘れないようお気をつけください。
更衣室前に貴重品を入れるための暗証番号式のロッカーが用意されています。無料で使うことができますので、貴重品は忘れずにこちらに入れましょう。
更衣室の中にロッカーは用意されていません。
男女別の更衣室で着替えた後は、そのままシャワーを浴びて身体を清めます。
我が家はスモークサウナ目的ですので、そのまま水着とサンダル姿で外に出てきました。
林の中に佇むスモークサウナ小屋
外に出て少し歩くとスモークサウナの小屋が見えてきます。受付で場所を説明してくれますので、迷うことはないと思います。
周りを木々に囲まれた素晴らしい風景です。この風景だけでととのってしまいそうです。
スモークサウナはかなり凶暴!ロウリュのやり過ぎに注意!
肝心のサウナ室は1階にサウナストーブ、2階に木で作られたベンチが用意されているタイプでした。
スモークサウナというだけあって、燻っているというか、薪を燃やした後の灰のような香りがすごいです。
室内は薄暗くなっており、スモークの香りを感じながらゆったりと落ち着いて瞑想に耽ることができます。
但し、ロウリュを行った瞬間にゆったりリラックスした蒸し時間は終わり、ただの我慢大会と化します。
まず何よりもストーブが大きい。さすがはフィンランドです。贅沢にサウナストーンが敷き詰められています。そして驚いたのがロウリュのやり方。
普通、ロウリュっていうと、石に水を掛けることを想像しますが、こちらのサウナでは違います。石ではなく、サウナストーンの上に置かれた鍋に水を注ぐのが一般的なようです。
これが、かなり熱い。上段に座っているとあまりの熱さに外に飛び出したくなるほどです。頭がすごく熱くなりますので、サウナハットを持参していくことをおすすめします。
凶暴に蒸された後の湖へのダイブが最高でした
スモークサウナから出ると、目と鼻の先に湖があり、こちらで身体を冷まします。
私が行ったときは6月でしたが、水温は大分冷たかったです。熱々のサウナの後はこちらの湖にダイブして身体を冷まします。
こちらの湖、冬場は凍ってしまうそうです。その凍った湖に穴を開けて水風呂代わりにするんだとか。もう想像するだけで身体がととのってしまいそうです。
外気浴は小屋の前のベンチに座るもよし、芝生に寝転ぶも良し
冷たい水から上がった後は、お楽しみの外気浴です。
スモークサウナ小屋の前のベンチに座るも良し、人によっては芝生に寝転んでいる人もいました。自然に囲まれた場所でリラックスできること間違いなしです。
終わりに:ヘルシンキでは数少ない湖にダイブできるサウナ
フィンランドでは数多くのサウナがあり、「Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)」の公式HPによれば300万以上のサウナがあるとのこと。
但し、そのサウナの大部分は個人宅に設置されたサウナであり、公衆向けのサウナはそんなに多くありません。更に、その中でも湖にダイブできるサウナといえば、本当に数少ないです。
そのような中、こちらのサウナは公衆向けで誰でも利用することができるサウナです。是非、フィンランドに来られた際は、体験してみることを強くおすすめします!
なお、ヘルシンキの市内よりもヘルシンキ国際空港に近い所に位置していますので、空港についたら、まずはこちらのサウナに行くのがおすすめです。
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