フィンランドのヘルシンキにある、海に入れるサウナ「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」。
サウナといえば、水風呂や水シャワーで身体を冷ますのが一般的ですが、こちらのサウナはバルト海に直接身体を沈めて冷ますのが特徴です。
冷たい海と涼しい風で素晴らしい「ととのい」を体験できました。
超人気のサウナ施設ですが、事前予約制で人数制限を確りとかけているので、スムーズにサウナを利用することができ大満足です。フィンランドにサウナ旅行で来られた際は絶対に外すことのできないサウナ施設です。
ここでは、下の質問に答えられるような体験記を目指して書いています。少しでも訪れる方の参考になりましたら幸いです。また、フィンランドのヘルシンキにあるおすすめのサウナ施設を纏めていますので、ぜひご覧ください。

- ロウリュヘルシンキへの行き方、場所は?
- 事前に予約したほうが良い?
- サウナは混浴?水着着用?
- 知っておいたほうが良いマナーは?
- 持ち物は?
- 海に入れるって本当?
- 外気浴はできる?
Loÿly/ロウリュ ヘルシンキを訪れるための事前準備
まずは、いつも通りに、「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」を訪れるための事前準備からです。
住所・場所
住所:Hernesaarenranta 4, 00150 Helsinki, Finland(クリックするとGoogle Mapが開きます)
おすすめの行き方は「路面電車」です。もちろんタクシーで行くことも可能ですが、フィンランドでは路面電車が多く走っており、タクシーより料金も安いです。
営業日・営業時間
2022年6月時点の情報です。変更になっている可能性や臨時休業やイベントの可能性があるため、訪れる際は、必ず公式HPにてご確認をお願いします。
- 月曜: 午後16時〜午後22時
- 火曜: 午後13時〜午後22時
- 水曜: 午前9時〜午前11時 and 午後13時〜午後22時
- 木曜: 午後13時〜午後22時
- 金曜: 午後13時〜午後23時
- 土曜: 午前9時〜午前11時 and 午後13時〜午後23時
- 日曜: 午前11時〜午後21時
フィンランドの公衆サウナは夕方から営業する施設が大部分ですが、「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」は珍しく午前中から営業している日もあります。
休日は混雑しているため、事前の予約が必須!
「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」は政府も後押している観光スポットということもあり、休日は混雑しています。
サウナは人数制限がかけられており、予約が一定数になると受付終了となるため、前もって公式HPから予約しておくことを強くおすすめします!
私達は3日前にネットから予約しましたが、ほとんどのスロットが既に埋まっていました(泣)
旅行が決まった時点で予約することをおすすめします。
サウナは混浴!水着の着用が必須
「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」は男女混浴の水着着用が必須です。
サウナの利用料金は?
2時間制で一人あたり21ユーロです。
この21ユーロにはサウナの他、バスタオルやお尻に敷くシート代も含まれています。
持ち物は①水着と②ビーチサンダル
上述の通り、バスタオルやお尻に敷くシートは無料で借りることができます。従って、持ち物は①水着と②ビーチサンダルさえあれば大丈夫です。
なお、水着も6ユーロでレンタル可能なようです。ただ、水着はサイズの合う・合わないがありますので、持っていくべきです。
なお、飲み物は営業ライセンスの都合により持込禁止です。ただし、アルコールドリンクやソフトドリンク、スナックを受付で買うことができます。
日本ではアルコールを飲みながらサウナなんてご法度ですが、海外のサウナでは良く見られる光景です。サウナと水風呂の温冷交代浴をした後は、友達と喋りながらドリンクを飲み、大分リラックスできたら、またサウナに入るなんて人をよく見かけます。
私達が訪れた時は、お水は無料で飲み放題でした。
海で身体を冷ます、珍しい経験ができるサウナ
さて、ここからはヘルシンキのサウナ施設「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」の体験記です。
私達が訪れたのは2022年6月。天気もよく素晴らしい外気浴が期待できそうです。なお、交通手段は路面電車を使いました。
面白い形の建物。実は多くの賞を受賞しているらしい
「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」は2018年にTime誌の「the World’s 100 Greatest Places」にも選ばれたヘルシンキの超有名観光スポットです。2016年のサービス開始以降、多くの観光客が訪れています。
建物はかなり独創的な形をしていて、多くの賞を受賞しているんだとか。
軽食やお酒も飲めるカフェが併設!
店内にはカフェが併設されており、軽食やお酒も飲むことができます。サウナだけでなく、このカフェを目的として来る観光客も多かったです。
私達もこの後の2時間熱々サウナコースに向けて、とりあえずカフェで水分補給をしておきました。
フィンランドといえばシナモンロール!こちらのシナモンロール美味しくてオススメです!
受付でタオルとお尻に敷くシートを渡されて、まずは洗体!
サウナの受付へ行くと予約の有無を確認されて、タオルとお尻に敷くためのシートを渡されました。
ちなみに受付でドリンクやスナックを注文することもできます。
このサウナストーブ型ビールサーバー欲しい・・・
なお、サウナは男女共通ですが、更衣室とその中にあるシャワーは男女別です。
サウナはスモークサウナとウッドサウナの2種類
サウナは貸し切りのサウナを除くと、スモークサウナとウッドサウナの2種類が用意されています。どちらも一度に20名が座れるほどの大きさです。
強いてあげれば、ウッドサウナのほうが少しマイルドです。なお、どちらもセルフロウリュが可能で、結構頻繁にロウリュが行われていました。
人数は施設側で確りとコントロールされているらしく、「待ち人」が発生することはありませんでした。2時間確りとサウナに入ることができます。
スモークサウナ側でロウリュをやると、かなりの熱波が襲いかかります。サウナハットを持っていって良かったと思った瞬間でした。
ずっとサウナハットはフィンランドが発祥と思っていたのですが、違うようです。周りを見渡してもサウナハットを被っている人は皆無でした。
しかし、かなりの熱さですのでサウナハットを持参することをおすすめします。
サウナで身体を温めた後は海に入るも良し、バケツシャワーで浴びるも良し
サウナで身体を温めた後は、水風呂タイムです。「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」は海に面していて、そのまま海に入ることができます。また、バケツシャワーも用意されていました。
私が行ったのは2022年6月でしたが、海の温度はかなり低く、熱々サウナの後でも30秒ぐらいで十分でした。
ちなみに海の水質は、まぁ、お世辞にも「キレイ!」とは言えないですね。ただ、身体を冷やすだけですので十分です。なお、意外と波が強いので泳ぐのは禁止です。
バルト海を眺めながら最高「ととのい」タイムへ
熱々のサウナと冷え冷えの水風呂を楽しんだ後は、外気浴タイムです。ととのいチェアも用意されていて、バルト海を眺めながら、外気浴を楽しむことができます。
先日は同じヘルシンキにある湖に面したスモークサウナ「Kuusijärvi Sauna(クージャルヴィ・サウナ)」で木々に囲まれながら外気浴を楽しみましたが、海風を浴びながらの外気浴も乙なものです。
海風が気持ちよく、最高の「ととのい」タイムを味わうことができました。

フィンランド式のサウナは汗がかなり出るので、水分補給大事です
フィンランドのサウナは温度も熱いですし、汗がかなり出ますので、水分補給を忘れずに取るようにしてください。受付でソフトドリンクやアルコールドリンクが買えますし、休憩スペースではお水を無料で飲むことができます。
くれぐれも無理にサウナに入りすぎて脱水症状にならないようにお気をつけください。
終わりに:日本のコアなサウナーも大満足!ヘルシンキに来たら是非!
日本にいた頃は、毎週のように日本中のサウナに通い詰めていた私ですが、さすがサウナの本場であるフィンランドです。
うまく自然と調和したサウナが多い印象です。そして何よりもサウナは熱いし、水は冷たいしで最高です。
「Loÿly/ロウリュ ヘルシンキ」は旅行のガイドブックに必ずと行って良いほど登場する有名サウナスポットです。フィンランドのヘルシンキを訪れた際は、是非とも海に面したサウナを体験してみることをおすすめします。
コメント