ドイツのミュンヘンにある驚くべき温泉施設「テルメエルディング」に行ってきました!
ヨーロッパでサウナ好きなら知らない人はいないほど有名なテルメエルディング。ヨーロッパ最大の温泉施設で総面積は東京ドーム4つ分です。もはやサウナー界のディズニーランドといっても過言ではありません。
ミュンヘンを観光で訪れた際は絶対に訪れるべきサウナ施設です。
ここではテルメエルディングへのアクセスや料金、サウナの様子、近辺のホテルなどを紹介します。
- 水着ゾーンと裸ゾーンを併せてサウナは全部で35種類!
- 個性的なアウフグースやスクラブイベントが30分毎に開催!
- 世界最長のウォータースライダーがあるウォーターパークも必見!
ヨーロッパ最大のサウナ温泉施設:テルメエルディングの基本情報
ドイツのミュンヘンにあるテルメエルディングを訪れる上で、場所や行き方、営業時間や利用料金、持っていくと良い物をご紹介します。
なお、2023年5月時点の情報です。訪れる際は、事前に施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
テルメエルディングの公式PV動画
Youtubeに公式PV動画が上がっていたのでご紹介します。
テルメエルディングはこんな雰囲気の施設です。
テルメエルディングの3つのエリア
テルメエルディングは、次の3つのエリアに分かれています。
- Therme & Erlebnisbad: 子供も楽しめるヨーロッパ最大のウォーターパーク!ウォータースライダーが28本あり、全長2,850メートルのスライダーが楽しめます。水着着用です。
- VitalOase: 水着着用のジャグジーや温水プールエリア。子供も入れて、8種類のサウナが楽しめます。ただし、初心者向けで70度などの比較的低めの温度に設定されています。
- VitalTherme & Saunen: 水着着用禁止のテルメエルディングが誇るサウナエリア!24種類のサウナやドイツ本場のアウフグースが楽しめます。なお、16歳以上のみ利用可能です。
住所や行き方
住所:Thermenallee 1-5, 85435 Erding, Germany
(クリックするとGoogle Mapが開きます)
テルメエルディングは、ミュンヘン市内から車で45分、ミュンヘン空港からは約10分の場所です。
公共交通機関を利用する場合は、ミュンヘン市内から電車(S2線)に乗って、アルトエニング駅(Altenerding)でバス550番バスに乗り換えて5分の距離にあります。
また、ミュンヘン空港から、バスで移動する方法もあります(512番バス)。
サウナの営業日・営業時間

サウナエリア(VitalTherme & Saunen)の営業時間は次の通りです。なお年中無休です。
曜日 | 営業時間 |
---|---|
月曜〜金曜 | 10時00分〜23時00分 |
土曜 | 9時00分〜24時00分 |
日曜・祝日 | 9時00分〜23時00分 |
サウナの利用料金

テルメエルディングの利用料金はエリアによって異なります。
ここでは、サウナエリア(VitalTherme & Saunen)に絞ってご紹介します。
時間 | 利用料金 |
---|---|
2時間 | €30 |
4時間 | €38 |
6時間 | €46 |
1日 | €54 |
上記の他に、サウナエリアに入る際に€7の追加料金が発生します。また、土曜・日曜・祝日は更に€5の追加料金が請求されます(汗)。
ミュンヘン市内にある他のサウナ施設と比べても高いです。さすがはサウナー界のディズニーランド。強気の料金設定です(笑)。同じ系列のルーマニア・ブカレストにあるテルメ・ブカレストと比べても高いです。
でもね、この価格なのに、オープン前から行列ができているんですよね。ドイツのサウナ人気は凄すぎます!
サウナに入る時の持ち物

- バスタオル・バスローブ(タオルは身体を拭く用とサウナ室で使う用の2枚)
- ビーチサンダル(施設内ではサンダルを履きます)
- 身体を洗うためのシャワージェル等
- 水分補給用のペットボトル飲料か水筒
テルメエルディングではバスタオルとバスローブをレンタルできます。
ただし、とても高いです(ディズニーランド価格w)。自宅から持っていくのがおすすめです。
保証金はバスタオルやバスローブを返却する際に、施設内での飲食にかかる費用と相殺して、残額が現金として返金されます。現金として返金されます。
- バスタオル:€4(保証金として€15)
- バスローブ:€6(保証金として€30)
テルメエルディングのサウナエリアでは、水分補給用のウォーターサーバーが2ヶ所あります。かなり汗をかきますので、水分補給用にペットボトルや水筒を持っていくのがおすすめです。
私は1リットルのペットボトルを持ち込んで、必要に応じてウォーターサーバーで補給していました。
インターネット予約

テルメエルディングでは、一定の人数に達すると入場制限がかかります。これを避けるためには事前にインターネットから予約しておくのがおすすめです。
予約はこちらのページから行えます。
また、次の2つのホテルに宿泊している場合は、予約していなくても入場が保証されます。どちらもテルメエルディングの敷地内にあるのでアクセスが超便利です。
- Hotel Victory Therme Erding
- Victory Guest House
ちなみに「Hotel Victory Therme Erding」の方がラグジュアリーですが、宿泊料金が高いです。
私達は、少しでも費用を抑えたかったのでVictory Guest Houseに宿泊しました。お部屋の様子も後ほど紹介します!
世界最大級の温泉施設:テルメエルディングのサウナ体験記・感想
ドイツでは、テルメエルディングのようなサウナリゾートがいくつかあるんですが、その中でもミュンヘン郊外にあるテルメエルディングは別格です。
私達は2日間、裸エリアのVitalTherme & Saunenに絞って朝から夜までサウナを堪能しました。
ミュンヘン市内から電車で行きましたので、その時の様子も併せて紹介します!
ミュンヘン市内から電車で移動
我が家は前日にミュンヘン市内の市民プール系サウナを巡っていたので、当日はミュンヘン市内から電車でエルディングに向かいました。
テルメエルディングは「ゾーン4」に属します(2023年時点)。従って、チケットはゾーンMからゾーン4の範囲のチケットを買いました。
電車(S2番線)で移動しましたが、車内は人が少なくて、とっても快適でした。

テルメエルディングに行くときは、Erding駅ではなくて、その1つ前のAltenerding駅で降ります。Alternerding駅で550番バスに乗り換えて向かいます。
バスはテルメエルディングの目の前に停まります。建物の見た目はまんまディズニーランドの入り口(笑)。

テルメエルディングの敷地にそびえ立つ立体駐車場の存在が大きさを物語っています。なお、駐車場は無料となっています。

サウナが25種類も楽しめるワールド
テルメ・エルディングは、何といってもその広さと多様なアトラクションが魅力です。下の写真はパンフレットに載っていたサウナエリアの地図です。
施設が広く、複数のサウナで本格的なショーアウフグース(アウフグースはサウナの中で行われる香りや音楽とともにロウリュをかけるパフォーマンス)からスクラブまで開催されています。また、屋内外に温水プールやジャグジーがあり、そこでリラックスしながらお酒を飲んだりもできます。
滞在中はお目当てのアウフグースを受けるべく広い敷地の中を歩き回り大忙しでした(笑)。

テルメエルディングのサウナエリア(VitalTherme & Saunen)では、24種類のサウナを楽しむことができ、それぞれに独自の特色があります。
以下に、印象に残ったサウナをいくつか紹介します。
- Russian Banya: 屋外にある100人以上が収容できる大型サウナ。
ここのアウフグースは音楽あり、拍手ありで毎回かなり盛り上がっていました。 - Celtic-Throne Sauna: イギリスの世界遺産ストーンヘンジを意識した建物の中にあるケルト民族を意識したサウナ。スタッフがケルト音楽を演奏しながら、かなり大きな旗をブンブン振り回して風を起こす独特なアウフグースでした。熱々で個人的に一番のお気に入りです。
- Meditationssauna: こちらは屋内にある静かな瞑想サウナ。アウフグースの際はスクラブ用の塩やピーリングジェルが配られたりします。ここのアウフグースも良くて多分3回ぐらい受けました。
- Kelo Sauna:希少価値の高い木材で作られたヨーロッパ最大規模のケロサウナ。天井が低いので最も熱いアウフグースが楽しめます。最上段に座った人はあまりの熱さに悲鳴を上げていました(笑)。
他のサウナの様子も知りたい方は公式サイトのこちらのページを見てください。
ユニークなサウナばかりです!
施設内の食事
テルメ・エルディング内には、いくつかのレストランやカフェがあります。価格は少し高めですが、美味しい食事が楽しめます。
店舗も複数あって私はアジア料理のお店によく立ち寄っていました。サウナエリアの中なので、水着に着替えたりは不要です。バスローブを羽織ってそのまま食べられます。
テルメエルディング敷地内のホテル:Victory Guest House
テルメエルディングでは、敷地内に2つのホテルがあります。
- Hotel Victory Therme Erding
- Victory Guest House
おすすめは「Hotel Victory Therme Erding」。
一度も外に出ることなくホテルから直接テルメエルディングに行けます。しかも、部屋においてあるバスローブはテルメエルディングでも使えたりと至れり尽くせり。
ただ、高いんです!宿泊料金がとても高いんです(泣)。ディズニーランドのホテル並の値段設定です(号泣)。
というわけで、私達は、もう少し宿泊料金が安い「Victory Guest House」に泊まりました(笑)。欠点は、ホテルとテルメエルディングが直接繋がっておらず、駐車場を横切る必要があることと、バスローブが部屋に置かれていないことです。
ただし、Victory Guest Houseも朝食ブッフェが提供されており、テルメエルディングまで徒歩3分と絶好のロケーション。私達にとってはこちらのホテルで十分でした。
お部屋の様子
一番グレードの低い部屋に泊まりましたが、室内はとっても広かったです。掃除も行き届いていてきれいでした。


朝食ブッフェの様子
Victory Guest Houseでも朝食ブッフェが用意されています(有料)。レストランの雰囲気は下の写真のとおりです。
まぁ、普通の朝食ブッフェです。


コメント