ルーマニア観光でおすすめの温泉サウナ:テルメ・ブカレスト

ルーマニア観光でおすすめの温泉サウナ:テルメ・ブカレスト ルーマニアのサウナ

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ドラキュラ伝説や中世の古城で有名なルーマニアですが、実は水源がとても豊富な国でもあります。今回は、ルーマニアで最大規模を誇る温泉施設「テルメ・ブカレスト」に行ってきました!

テルメ・ブカレストはブカレスト市内から30分、アンリ・コアンダ国際空港から10分の距離ですので、ブカレスト観光のついでに寄るのもおすすめです!

この記事では、テルメ・ブカレストの施設情報やサウナ体験記、感想などをご紹介します。

なお、施設のHPはこちらです。

  • ヨーロッパ最大の温泉施設「テルメ・エルディング」を小さくしたサウナリゾート!
  • サウナエリアも水着着用なので裸に抵抗がある人も楽しめる!
  • 2023年のアウフグース世界大会のブカレスト予選の会場!

施設情報

テルメ・ブカレストへの行き方や営業時間、利用料金、持ち物などを紹介します。なお、2023年5月時点の情報となります。訪問の際は最新情報を施設のHPにてご確認ください。

住所、行き方

住所:Calea Bucureşti 1K, 077015, Romania
(クリックするとGoogleマップが開きます)

テルメ・ブカレストは、ブカレストの中心部から車で約30分、アンリ・コアンダ国際空港からはわずか10分の場所にあります。

公共交通機関を利用する場合は、バス422番がテルメ・ブカレストの目の前に止まるのでアクセスが便利です。Googleマップでルート検索すると、なぜか1つ手前のバス停「Petresti」で降りて歩くルートが表示されてしまいますが、その次のバス停「Therme Bucuresti」で降りてください。「Petresti」で降りてしまうと15分ぐらい歩く羽目になります。

バス停:Therme Bucuresti

なお、422番バスは30分〜1時間に1本の運行間隔ですので運行スケジュールにお気をつけください。

営業日・営業時間

サウナの営業日と営業時間

テルメ・ブカレストは年中無休で営業しており、営業時間は次のとおりです。

曜日営業時間
月曜〜金曜10時00分〜23時00分
土曜・日曜9時00分〜23時00分
テルメ・ブカレストの営業時間

利用料金

サウナの利用料金

テルメ・ブカレストの利用料金は、施設内の各ゾーンや滞在時間によって異なります。また、月曜〜木曜よりも金曜〜日曜日の方が値段が高くなります。

当ブログの読者はサウナ好きな方が多いと思いますので、サウナが楽しめる「Elysium」エリアを利用する場合の利用料金を紹介します。なお、クレジットカードでの支払いが可能です。

利用時間月曜〜木曜金曜〜日曜、祝日
3時間95RON(2,860円)115RON(3,460円)
4時間30分110RON(3,300円)130RON(3,900円)
1日140RON(4,210円)160RON(4,800円)
テルメ・ブカレストの入場料

持ち物

サウナを利用する時の持ち物

テルメ・ブカレストは男女混浴の水着で楽しむスタイルです。従って、必ず水着は持っていきましょう。

バスタオル、バスローブ、ビーチサンダルは全て現地でレンタルできます。その他、ロッカーやドライヤーは無料で使えます。

我が家では水着とビーチサンダルだけ持っていて、バスタオルはレンタルしました。バスローブもレンタルするかどうか悩みましたが、結局、バスローブはレンタルせずに過ごしました。

あと、施設内への飲食物の持ち込みが禁止されていますので、ご注意ください。水分補給は施設内でペットボトルのお水やソフトドリンクを注文することになります。

アイテム料金
バスタオル23RON(690円)
バスローブ29RON(870円)
ビーチサンダル27RON(810円)
テルメ・ブカレストでのレンタル料金

テルメ・ブカレストのサウナ体験記、感想

ここからは、私がルーマニアの温泉施設「テルメ・ブカレスト」を訪れた際の、サウナ体験記と感想をお伝えしたいと思います。

温泉水を利用した南国サウナリゾート

テルメ・ブカレストは、地下3100mから汲み上げられる温泉水を利用したサウナリゾートです。施設で会話をした現地の人によるとルーマニアはヨーロッパのミネラルウォーター資源の60%を占めているのだとか。

温泉といっても水温は30度ちょっとですので、日本の温泉のように浸かるにはぬるいです。

南国をイメージした施設になっていて、所狭しと植えられているヤシの木が印象的です。しかも夜になるとさらにオシャレにライトアップされます。

テルメ・ブカレストの内観
テルメ・ブカレストの内観
夜のテルメ・ブカレスト
夜のテルメ・ブカレスト

テルメ・エルディングを小さくした施設

総じて、ドイツにあるヨーロッパ最大の温泉スパ施設 「テルメエルディング」の小型版といったイメージです。ただし、こちらの方が入場料が圧倒的に安いです。ヨーロッパで流行しているリゾートタイプのサウナ施設を気軽に楽しめるのが魅力です。

テルメ・ブカレストには、3つのゾーンがあります。サウナを楽しむならElysium一択ですが、子供づれの場合はウォータースライダーや波の出るプールがあるGalaxyも外せません。

ゾーンエリア説明
Galaxy家族や友人と楽しめるエンターテイメントゾーンです。ウォータースライダーや波の出るプールがあり、子供が最も楽しめるエリアです。スチームサウナも3つ用意されていました。
Palm屋内プールと屋外プールが楽しめるエリアです。また、プール内にはバーが併設されていて、ジャグジーに浸かりながらカクテルやソフトドリンクを楽しむこともできます。スチームサウナが1つ用意されていました。入場は14歳以上となります。
Elysium大人限定のラグジュアリーゾーンです。全部で6つのサウナが楽しめるほか、マッサージも用意されています。なお、入場は14歳以上となります。
テルメ・ブカレストの各ゾーンエリア

サウナの種類

Galaxyエリアに3つ、Palmエリアに1つ、Elysiumエリアに6つの合計10個のサウナが楽しめます。ただし、GlaxyエリアとPalmエリアのサウナはスチームサウナですので、ほとんどの時間をElysiumエリアで過ごすことになるかと思います。

テルメ・ブカレストで良かったのが、どのサウナも湿度が高めだったこと。複数のサウナでアウフグースやアロマエッセンスを含んだロウリュが定期的に開催されているため、サウナの湿度が良い状態に保たれています。

テルメ・ブカレストで最も温度が高いサウナは90度の松やモミ、杉の木で作られたバイエルンサウナですが、湿度が高いので汗がダラダラ出てくること間違いなしです!

テルメ・ブカレストのバイエルンサウナ
テルメ・ブカレストのバイエルンサウナ(引用元:公式HP

あと、ハリウッドサウナがとても新鮮でした。ルーマニアで唯一の映画館サウナになっていて、目の前の大型スクリーンにドキュメンタリーが流されています。私が訪れた時は火山島に住む動物の生活にフォーカスしたナショナルジオグラフィックのような映像が流れていました。時間が経つのも忘れるほどに映像に見入ってしまいました(笑)。

アウフグース

アウフグース

テルメ・ブカレストでは、1時間に1回の頻度でアウフグースが行われています。アウフグースとは、ドイツ語で「蒸気をかける」という意味で、サウナマイスターと呼ばれる専門のスタッフが、サウナストーンに水やアロマオイルをかけて蒸気を発生させることです。

発生した蒸気をタオルで扇いでサウナ内に広げることで、温度や湿度を上げて汗を促します。また、タオルを振る動作によって音楽に合わせてリズムを作ります。

2023年のアウフグース世界大会におけるルーマニア予選の会場です。総じて皆さんタオル捌きがとても鋭くてレベルが高かったです!

野外テラス

テルメ・ブカレストは都会の喧騒から離れてリラックスできるまさにリゾートだったんですが、唯一、残念だったのが水シャワーがあまり冷たくないこと。私は、激熱のアウフグースを受けた後はとても冷たい水を浴びたいので、これはちょっと残念でした。

テルメ・ブカレストでは、アウフグースの後は、まずは野外テラスで新鮮な空気を吸って体をクールダウンした後にシャワーを浴びることが推奨されています。アチアチのアウフグースの後は、キンキンに冷えた水シャワーを浴びたい私にとっては、微妙な動線。

ただ、海外のサウナ施設では、アウフグースの後は30分から40分休憩することを前提に作られているリゾートサウナが多いんですよね。日本のサウナーのように、サウナと水風呂を高頻度で繰り返すことは海外では一般的ではないようです。

なお、テルメ・ブカレストでは潤沢な水源があるのか、流しっぱなしのウォーターフォールシャワーが用意されていました。

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