タリンにある歴史100年の超ローカルサウナ「KALMA SAUN」

エストニアのタリンにある「KALMA SAUN」の記事のタイトル画像 エストニアのサウナ

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エストニアのタリンにある超ローカルなサウナである「KALMA SAUN」に行ってきました。

タリンの旧市街地から徒歩圏内です。タリンに観光で来られた際は、是非歴史100年のローカルサウナ「KALMA SAUN」に訪れてみることをおすすめします。

サウナ施設の公式HPはこちらです。

なお、エストニアのサウナに入る上でのマナーや首都のタリンにあるおすすめサウナを下の記事に纏めています。宜しければ、ご覧ください。

サウナ大国エストニア!タリンのおすすめサウナ往訪記!
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「KALMA SAUN」に行くための事前準備

まずはいつも通りに「KALMA SAUN」を訪れるための事前準備です。

住所・場所

住所:Vana-Kalamaja 9A, 10414 Tallinn, Estonia(クリックするとGoogle Mapが開きます)

営業日・営業時間

2022年6月時点での営業日と営業時間は次のとおりです。

  • 月曜〜金曜:午前11時〜午後22時
  • 土曜・日曜:午前10時〜午後23時

なお、最終入場は閉店時間の1時間前となっています。また、各月の最終金曜日は女性用サウナが開く時間が15時となっていますので、ご注意ください。

上記情報は変更となっている可能性があるため、訪れる際は必ず事前に公式HPにてご確認をお願いいたします。

サウナの利用料金

2022年6月時点でのサウナの利用料金は次のとおりです(一般のビジター料金)。なお、キャッシュレスに対応していますので、クレジットカードで支払うことができます。

  • 月曜〜木曜:大人12ユーロ
  • 金曜〜日曜:大人15ユーロ
上記情報は変更となっている可能性があるため、訪れる際は必ず事前に公式HPにてご確認をお願いいたします。

サウナは男女別になっており裸で入浴するスタイル

こちらのサウナは裸で入浴するスタイルです。従って、水着の持参は不要です。もちろんサウナは男性用と女性用で別れています。

なお、貸切用のプライベートサウナも用意されているようですが、こちらは利用したことがないので詳細がわかりません。

持ち物は最低でもビーチサンダルがあれば大丈夫

バスタオルはフロントで借りることができます(有料)。

一方で、サウナ室以外の洗い場や更衣室はビーチサンダルで移動することになりますので、ビーチサンダルを持ってくることを忘れずに。

サウナは熱々の設定になっていますので、サウナハットを持ってきても良いかもしれません。ただし、周りでサウナハットをしている人は一人もいませんでした。

超ローカルだけどエストニア語を話せなくても大丈夫?

まず、施設の公式HPは英語版もあり、カタコトの英語を話すことができれば大丈夫です。受付でも英語で通じます。

サウナ内の人は英語が通じたり、通じなかったりといった感じです(私の英語がひどいだけかも)。

しかし、コミュニケーションというのは我々が思っている以上にボディランゲージや顔の表情で伝わりますので、全く不安になる必要はないと思います。

「KALMA SAUN」の体験記

さて、ここからは私達が「KALMA SAUN」を訪れたときの体験レポートです。なお、お店の人に了解をもらって写真を撮影しています。

タリンの旧市街地から徒歩圏内で行ける

私達はタリンの旧市街地を観光した後に、「KALMA SAUN」に向かいました。徒歩で十分に行ける距離です。暫く歩くと、有名な「KALMA SAUN」の建物が見えてきました。

エストニアはサウナ大国ですが、フィンランドと同様にプライベートサウナばかりで、公衆向けのサウナは多くありません。その中でも「KALMA SAUN」ができたのは1928年で、タリンにおいて最も古い公衆サウナの1つだそうです。

「KALMA SAUN」の外観の写真

建物の風格・威厳が伝わってきます。この時点で、私達は不安に襲われてきました。

建物は歴史を感じる威厳ある雰囲気ですし、「超ローカル」な空気が張り詰めています。しかも、建物の中が全く見えない造りで、入るまで中の様子がわかりません。

不安というかテンパってきた私達。しかし、エストニアのタリンで超有名なサウナを逃すわけには行きません。勇気を振り絞ってドアを開けてみます。

「KALMA SAUN」のドアの写真

ドアを開けると、日本の銭湯のように受付になっていました。

私達は、こちらで、男女のサウナの利用料金とタオルのレンタル料金を支払いました。なお、クレジットカードでの支払いに対応していますので、現金の持参は不要です。

私達はテンパってて全く気づかなかったのですが、こちらの受付でヴィヒタを買うことができます。サウナを利用した後にヴィヒタが売っていることを知って、私達はかなり後悔しました。中でヴィヒタをバシバシ叩いている人もいましたし、興味ある方は、ヴィヒタを購入すると良いと思います。

「KALMA SAUN」の受付カウンター

更衣室で着替えてサウナ室へ

男性は1階、女性は2階にサウナがあります。更衣室で着替え、ビーチサンダルを履いて、サウナ室へ向かいます。なお、室内にバスタオルを掛ける所があるので、バスタオルは持っていって良いと思います。

「KALMA SAUN」の更衣室公式HPより)

超ローカルな雰囲気の洗い場

洗い場です。超ローカルな雰囲気が漂っています。なお、写真には写っていませんが、反対側にシャワーが用意されています。ここで身体を清めて、奥のサウナ室へ向かいます。

「KALMA SAUN」の洗い場の写真
公式HPより)

サウナは超アツアツ、日本に行ったことのあるローカルの人に助けられる

サウナと水風呂です。恐らく、公式HPに乗っている写真はプライベートサウナの写真と思います。ただ、パブリックサウナもこれと似たような感じでした。

「KALMA SAUN」のサウナ室公式HPより)

なお、私は午後2時ぐらいにサウナに行きましたが、既に男性サウナ室には4人程いました(女性サウナ室は2人だったとのこと)。そのうちの一人が日本へ旅行したことのあるローカルの人で「富士山のサウナが水風呂が気持ちよくて最高だった!」とのこと。もしかして、マウント富士でしょうか。

この人のおかげで、サウナトークが盛り上がり、他の方とも交流することができて大満足な私。

その際に教えてもらった「KALMA SAUN」を楽しむためのローカルマナー的なことを共有させて頂きます。

おいおい、なんでタオルなんて巻いてるんだ。そんなもん外に置いてこい。

日本人らしく腰にタオルを巻いてサウナ室に入った私が最初に言われた一言です。

「裸でOK!直に座れば良いよ!」ということだと思うんですが、私としてはお尻にタオルを敷きたい派で、ちょっとびっくり。

なお、実際には、お尻にタオルを敷いている人と敷いていない人に別れてました。また、サウナ室はむちゃくちゃ熱くて、直に座るとお尻が焼けるほどです。この点「お尻にビーチサンダルを敷いて座ると良いよ!」と教えてくれました。

サウナ室から出たら水風呂へGO!シャワー?そんなもん不要だよ。

「せめて汗ぐらいは流そうぜ」と思った私。なお、水風呂の所に確りと「汗を流してから水風呂にお入りください」の注意書きがありました。

確りと、汗を流してから水風呂に入りましょう。

サウナと水風呂は3回繰り返すと良いよ!

おーっ!これは日本と同じですね。サウナと水風呂を3回繰り返すのはこちらでも一般的なようです。

水風呂で身体を冷ました後は、更衣室でリラックスタイム

水風呂で身体を冷ました後は、腰にタオルを巻いて、更衣室でリラックスタイムです。

ここでびっくりしたのが、現地の人はお酒やスナックを持ち寄って、更衣室のテーブルを並べて居酒屋タイムを過ごしていました(驚)。さすが、超ローカルサウナです。

ちなみに「KALMA SAUN」は日本だけでなく他の国でも有名な観光スポットのようで、サウナ室での私とローカルの会話を聞いていたインド出身の方が話しかけてくれました。

その方は、イギリス在住のようで、フィンランド旅行ついでにタリンに日帰り旅行で来たとのことです。絶対に「サウナ旅行」ですね。

終わりに:極めてローカルな雰囲気で、サウナは激アツなので注意

「KALMA SAUN」は極めてローカルな雰囲気のサウナでした。なお、サウナは激アツなのでご注意ください。もちろんロウリュもできるようになっていて、現地の方が結構な頻度でロウリュをされていました。

タリンの旧市街地から徒歩で行けますし、ローカルな雰囲気を味わいたい方は訪れてみると良いのではないでしょうか。

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