私は以前に仕事の作業効率を上げるためにウルトラワイドモニターを買ったものの、使いにくいと感じて4Kモニターに切り替えました。
それから5年経って、また34インチの曲面のウルトラワイドモニターに戻しました。
そして、現在でもウルトラワイドモニターを継続使用しています。
ここでは、ウルトラワイドモニターが使いにくいと思って一度ギブアップした経験を踏まえて、ウルトラワイドモニターを買おうと思っている方向けに選ぶ際のポイントをお伝えします。
- 仕事用のウルトラワイドモニターなら34インチで解像度WQHD(3440×1440)の非光沢
- 液晶パネルはVA方式、IPS方式のどちらでも良い
- これから買うならUSB-C給電に対応しているモニターが仕事用におすすめ!
2023年2月のAmazonタイムセールの状況は下のページをご覧ください。

過去に仕事のためにウルトラワイドモニターを買って後悔した話
「仕事で使うならウルトラワイドモニターが最高!」と言っておきながら恐縮ですが、私は過去に一度、4Kモニターに切り替えていた時期があります。
理由は、ウルトラワイドモニターが使いにくいと感じたからです。

しかし、最近になって、当時使いにくいと感じた問題点がモニター自体にあったことや、モニターアームやモニターライトを使うことで解消できることが分かりました。
そのため、2022年6月にもう一度34インチのウルトラワイドモニターを買いました。
今回は継続してウルトラワイドモニターを仕事に使うことができています。
ウルトラワイドモニターが仕事の作業効率を瀑上げしてくれる理由
「ウルトラワイドモニターと4Kモニターのどっちが良いの?」と思っている方へ。
絶対に4Kモニターよりもウルトラワイドモニターの方がおすすめです。
仕事の作業効率が爆上がりすること間違いなしです。

表示領域が広いから、1度に3つのアプリを開いて仕事ができる
ウルトラワイドモニターが仕事におすすめの理由の1つは「横幅の広さ」です。
解像度がフルHDの一般的なPCモニターや4Kモニターではアプリを横に並べるのは2つが限界です。
ウルトラワイドモニターなら、アプリを3つ並べて作業できます。
アプリの表示切り替えが不要となるので、仕事の作業効率が爆上がりすること間違いなしです。
私は、写真にある通り、ノートPCのモニターも活用しています。
全部で4つのアプリを常時表示したまま作業でき、作業がしやすいです。
例えば、Webブラウザで情報収集しつつ、ワードとエクセルを開いて、仕事仲間とチャットするといったことができています。
ウルトラワイドモニターを仕事で使うなら曲面ディスプレイ
ウルトラワイドモニターを仕事で使うなら、曲面型ディスプレイで決まりです。
平面型と比べて圧倒的に目が疲れにくいです。
日本の職場で一番多い作業スタイルはノートPCと外部モニターを並べて使う方法だそうです。
在宅ワークが広がる中、自宅でノートPCとモニターを並べて作業されてる方も多いと思います。
私も写真のようにノートPCと24インチのPCモニターを横に並べて使っていた時期があります。
ただ、このやり方は目が疲れるため辞めました。
デスク作業は長時間に及ぶため、目への疲労の観点から、おすすめできません。
- モニターサイズが違うので、表示される文字の大きさが異なる。
- それぞれのモニターまでの距離が異なるため、目が焦点距離を頻繁に調節してしまう。
- 各モニターを見る時に首を振る必要が生じる。
34インチの曲面型のウルトラワイドモニターが安く購入できる時代
私が初めて購入した2016年当時、ウルトラワイドモニターは10万円を超える贅沢品でした。
しかし、現在では5万円でUSB Type-CによるPower Delivery(PD給電)に対応した34インチの曲面型ウルトラワイドモニターが手に入ります。
大型の液晶パネルそのものの値段が下がったことによる影響が大きいです。
34インチのウルトラワイドモニターも十分に手が届く価格になりました。
仕事に使うウルトラワイドモニターを買う時に注意したいポイント
過去の失敗を踏まえた、ウルトラワイドモニターを買う時のポイントについて説明します。
ウルトラワイドモニターのサイズは34インチがおすすめ
34インチのウルトラワイドモニターを強くおすすめします。
29インチは、一般的な24インチモニターと同じ高さのため、画面が小さいと感じます。
加えて、解像度の種類がフルHDしかないため、29インチは仕事や作業には向きません。

解像度は作業領域の広いUWQHD(3440×1440)を選ぶべき
仕事で使うなら、ウルトラワイドモニターの解像度は「UWQHD(3440×1440)」で決まりです。
フルHD(2560×1080)のウルトラワイドモニターでは、作業領域が狭すぎます。
【ウルトラワイドモニターの解像度は大きく2種類】
- WHD(ワイドフルHD):解像度は2560×1080
- WQHD:解像度は3440×1440

平面ディスプレイよりも曲面ディスプレイ
ウルトラワイドモニターは平面型ディスプレイよりも曲面型ディスプレイがおすすめです。
モニターの端まで目が届きます。
「曲面型ディスプレイは直線が曲がって見えるので違和感を感じる」という口コミもよく拝見しますが、3日も使えば違和感はなくなります。
写真編集やデザイナー、建築設計者でない限り、直線が多少曲がって見えた所で問題はありません。
光沢ディスプレイよりも非光沢ディスプレイのほうが仕事に適している
仕事に使うならウルトラワイドモニターの液晶は非光沢ディスプレイを選びましょう。
光沢ディスプレイは光が反射しすぎてモニターが見えにくいです。
液晶パネルはIPS方式でもVA方式でも良い
ウルトラワイドモニターの液晶ディスプレイの方式は「IPS方式」と「VA方式」があります。
IPS方式は色の再現性が高く画質が良いとされている一方で、VA方式は黒の表示が得意とされています。
ただ、仕事で使うことを考えると、どちらでも問題なしです。
画像編集や映像編集の機会が多いならIPS方式のほうが幸せかもしれません。
ただ思ったほどの画質の違いはありません。
ご参考までにVA方式のウルトラワイドモニターを撮影したものを下に載せておきます。
VA方式でも十分綺麗です。
USB Type-C PowerDelivery(PD給電)対応のモニターを買うべき
最近ではUSB Type-Cケーブル1本で映像出力とPCの充電が行えるPower Delivery(PD給電)機能の付いたウルトラワイドモニターが発売されています。
MacだけでなくWindowsでもUSB-Cケーブルで充電可能なノートPCが増えてきました。
これからウルトラワイドモニターを購入するなら、USB-C給電機能のついたモニターをおすすめします。
机の周りがすっきりするので作業に没頭できます。
仕事の作業効率が向上するウルトラワイドモニター用のアクセサリー
仕事の作業効率が劇的に向上すること間違い無しのアクセサリー製品を紹介します。
机の奥行きが心配ならモニターアームがおすすめ
机の奥行きが心配ならモニターアームがおすすめです。
ウルトラワイドモニターは台座が大きいため画面が前に飛び出ます。
どのメーカーでも机の後ろからモニターまでの幅は大体20cmぐらいになります。
(上記写真は奥行き60cmの机にウルトラワイドモニターを載せた写真です)
モニターアームを導入することで、モニターと十分な距離を取ることができます。

デスクライトとモニターが被る
34インチのウルトラワイドモニターの幅は80cmです。
横幅が100cmぐらいのPCデスクでは机の上に置いてあるライトがモニターに被ったり、光が画面に反射して使いにくさを感じます。
モニターライトを導入すると、光の反射が起きず、机もすっきりして使いやすくなります。

仕事におすすめのウルトラワイドモニター
最後に私がおすすめするウルトラワイドモニターをご紹介します。
なお、いずれも解像度はWQHD(3440×1440ピクセル)、曲面ディスプレイとなります。
USB-C給電の有無により値段が大きく異なるため、分けて紹介します。
USB-C給電対応のウルトラワイドモニター
まずは、USB-C給電に対応したウルトラワイドモニターを紹介します。
映像出力とノートPCの充電をケーブル1本で賄うことができるため、机がスッキリします。
LG モニター ディスプレイ 34WP85C-B 34インチ/曲面ウルトラワイド
- 液晶サイズ:34インチ
- 解像度:WQHD(3440×1440)
- 湾曲ディスプレイ
- 液晶パネル:IPS方式、非光沢(アンチグレア)
- リフレッシュレート:75Hz
- 応答速度:5ms
- 1本のUSB Type-Cケーブルで電源供給(最大96W)と映像出力が可能
液晶モニターといえばLGです。PCモニターの世界最強ブランドといって過言ではありません。
私が以前使っていたウルトラワイドモニターはLG社のものでした(現在は型落ちで販売停止)。
LG モニター ディスプレイ 35WN75C-B 35インチ/曲面ウルトラワイド
- 液晶サイズ:35インチ
- 解像度:WQHD(3440×1440)
- 湾曲ディスプレイ
- 液晶パネル:VA方式、非光沢(アンチグレア)
- リフレッシュレート:100Hz
- 応答速度:5ms
- 1本のUSB Type-Cケーブルで電源供給(最大94W)と映像出力が可能
液晶モニターは35インチと他よりも1インチだけ大きいサイズ。私だったら上の34インチよりもこっちの35インチを買います。
HP M34D 34インチ USB-C給電対応ディスプレイ
私が今現在愛用しているHP社のウルトラワイドモニターです。
【商品紹介ページ】HP M34D 34インチウルトラワイドモニター
- 12/15時点の価格は58,300円(キャンペーン適用後の価格)
- 解像度:WQHD(3440×1440)
- 曲面ディスプレイ
- 液晶パネル:VA方式、非光沢(アンチグレア)
- リフレッシュレート:100Hz
- 最大応答速度:5ms
- 1本のUSB Type-Cケーブルで電源供給(65W)と映像出力が可能

USB-C給電非対応のウルトラワイドモニター
こちらはUSB-C給電には対応していないものの、モニターサイズは34インチで曲面ディスプレイのものをまとめました。
MSI Optix MAG342CQR ウルトラワイド ゲーミングモニター
- 液晶サイズ:34インチ
- 解像度:WQHD(3440×1440)
- 曲面ディスプレイ
- 液晶パネル:VA方式、非光沢
- リフレッシュレート:144Hz
- 応答速度:1ms
144Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を発揮するウルトラワイドモニターです。従って、仕事はもちろん、ゲーミングモニターとしても十分に使えるスペックです。
LG ゲーミング モニター UltraGear 34WP65C-B 34インチ
- 液晶サイズ:34インチ
- 解像度:WQHD(3440×1440)
- 曲面ディスプレイ
- 液晶パネル:VA方式、非光沢
- リフレッシュレート:160Hz
- 応答速度:1ms
こちらも仕事のみならずゲーミングモニターとしても使えるウルトラワイドモニターです。
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