日本で発行したクレジットカードは海外で使えないことが多い

海外旅行

[PR]記事内に広告を含む場合があります

日本で発行されたクレジットカードは海外でも問題なく使えます!(ドヤっ!)

インターネットでよく見かけるこの記載ですが、ロンドンに住み始めて1ヶ月経った私に言わせると、これは「ウソ」「間違い」です。

これまで1ヶ月間を過ごしてみて、何度も日本のクレジットカードが使えない経験をしました。

海外に移住、転勤するからといって日本のクレジットカードは安易に解約しないようにしましょう。

海外でも日本のクレジットカードが使えると言われる理由

そもそも、「海外でも日本で発行されたクレジットカードは問題なく使える」と言われている根拠は何でしょうか。

実際にそうした記載のあるサイトをみると「日本のカードはMasterやVisa、JCBブランドが多く、こうしたカードブランドは世界共通だから」というのを根拠としている先が多いです。

ひどい話です。

クレジットカードのブランドが世界共通だからという根拠は浅すぎます。

怖いクレジットカードの不正利用検知システム

クレジットカードは、カード番号さえ分かれば、カードそのものがなくても決済できます。

そのため、カード番号の盗難による第三者による不正利用が年々増加傾向にあり、クレジットカード会社では、こうした不正利用を防ぐための検知システムを導入しています。

正しい決済なのに不正検知システムが働いてしまい、決済できなかった経験をした人もいると思います。

特に、日本発行のクレジットカードは、海外で使われることが少ないため、海外での利用時に検知システムが働いてしまうことが多いです。

また、そもそもお店自体が不正利用を防ぐためにその国以外で発行されたクレジットカードが利用できないように設定しているところもあります。

リアル店舗での決済はクレジットカードが使えることが多い

リアル店舗でカードリーダーに物理的にクレジットカードを通す場合は、日本のクレジットカードでも問題なく決済されることが多いです。

ただし、筆者は過去にシンガポールに旅行した際に、1回だけエラーになってしまい、カード会社に連絡する必要が生じたことがあります。

ネット決済では使えないことが多い

海外でのネット決済では、日本発行のクレジットカードだと弾かれてしまうことが多いです。

有名なお店では「Uber eats」、「Amazon Fresh」。この2つは日本のクレジットカードの場合は問答無用でエラーになります。

レストランでも注文と決済はスマホからというお店が増えている

コロナ禍を経て、イギリスでは、レストランにおいてもスマホ注文を採用するお店が増えています。

例えば、イギリスの大衆ファミレスである「nando’s」やイタリアンの「zizi」では、テーブルに貼ってあるQRコードにアクセスして注文、決済する形式です。

このタイプは、カード番号を入力するタイプのため、日本発行のクレジットカードを使うとエラーになることが多いです。

結論:日本からは複数のクレジットカードを持っていこう

日本からは複数のクレジットカードを持っていくことがオススメです。

私は「楽天カード」と「ANAカード」の2枚を持っていきましたが、どちらかのカードがエラーになっても、もう一方のクレジットカードであれば決済が通るといったことが何度かありました。

もちろん、日本のクレジットカードでポンド等の外貨建ての決済を行うと、為替レートや外貨建決済手数料等の手数料が無駄に発生しますので、現地発行のクレジットカードを早めに入手するに越したことはありません。

しかし、現地にいった直後は、ホテル住まいで住所が確定していない等、銀行口座の開設はもちろん、クレジットカードも簡単には発行できません。

従って、海外に行った最初の数ヶ月を問題なく過ごすためにも日本のクレジットカードは複数持っていくことをお勧めします。

楽天カードとANAスーパーフライヤーズカードという組み合わせ
クレジットカードを持つなら楽天プレミアムカード(楽天ブラックカード)とANAスーパーフライヤーズカードの組み合わせがいちばんお得です。

ちなみに楽天カードは年々ポイント制度が改悪されてきていますが、それでも他のクレジットカードに比べれば大分ポイントは貯めやすいクレジットカードだと思います。

改悪続きの楽天ポイントでANAとJALマイルへの交換が可能に
貯まった楽天ポイントは原則としてANAマイルに交換して使っています。 2022年5月にはJALマイルへの交換も開始されました。
タイトルとURLをコピーしました