2022年キャッシュレス時代のロンドン地下鉄の乗り方

ロンドン地下鉄の使い方の徹底解説記事のタイトル画像イギリスの観光記録

「オイスターカードは買ったほうが良いの?」
「地下鉄の路線図マップとか料金体系がよく分からない(汗)」
「英語が分からない(泣)」

この記事は、そんな初めてロンドンの地下鉄に乗る方向けに書いています。

ロンドンの地下鉄はキャッシュレス決済が使えます。
タッチ決済に対応したクレジットカードやスマホがあれば、紙の乗車券は不要です。
オイスターカードを買う必要もありません。そもそも券売機を使う必要すらありません。

ここでは、2022年現在のキャッシュレス時代におけるロンドンの地下鉄の乗り方を解説してきます。

なお、ロンドンのバスの乗り方は下の記事にまとめています。
https://economize-life.net/london-bus/

ロンドンの地下鉄を使う上での豆知識

世界最古の地下鉄として有名な「ロンドンの地下鉄」。

2022年時点で11路線と272駅があり、総距離は400キロメートルです。
これは、東京から兵庫県までの距離に相当します。

ロンドン市内の11路線をカバー

2022年現在、ロンドンの地下鉄は11の路線が走っています。
路線ごとにテーマカラーが決まっており、例えばサークル線は赤色、ノーザン線は黒色です。

  • ベーカールー線(Bakerloo Line)
  • セントラル線(Central Line)
  • サークル線(Circle Line)
  • ディストリクト線(District Line)
  • ハマースミス&シティ線(Hammersmith & City Line)
  • ジュビリー線(Jubilee Line)
  • メトロポリタン線(Metropolitan Line)
  • ノーザン線(Northern Line)
  • ピカデリー線(Piccadilly Line)
  • ヴィクトリア線(Victoria Line)
  • ウォータールー&シティ線(Waterloo & City Line)
2022年5月に開業したエリザベス線(Elizabeth Line)は地下鉄には含まれません。
ロンドンの地上を走る近郊鉄道(オーバーグラウンド)にも含まれず、ロンドン交通局は全く別の新しいものとして扱っています。
参考:祝!イギリスの地下鉄エリザベスラインが開通!地下鉄路線図がカオス

ロンドンの地下鉄の料金はゾーン制で決まる

ヴィクトリア線のゾーンマップ

ロンドンの地下鉄は各駅がゾーン1からゾーン6のいずれかに区分されており、移動したゾーンに応じて電車の乗車料金が決まります

例えば、ゾーン1からゾーン6まで移動した時は「ゾーン1〜6」の運賃(オフピークで3.5ポンド)が請求されます。なお、ロンドンのナショナルギャラリーや大英博物館、バッキンガム宮殿、セントポール大聖堂等の観光スポットは大部分がゾーン1かゾーン2に含まれます。

また、ロンドンの地下鉄では1日の乗車料金の上限が決まっており、例えば、「ゾーン1〜2」の範囲で何回電車に乗っても1日の乗車料金の上限は7.7ポンド(2022年10月時点)です。

ロンドンの地下鉄では、乗車時と下車時の両方で自動改札を通る

電車の乗車時だけ自動改札を通るフランスや乗車時も降車時も自動改札がないフィンランドやドイツなど、ヨーロッパでは、国によって自動改札があったりなかったりします。

イギリスでは、日本と同様に乗車時と下車時に自動改札を通る必要があります。

特にクレジットカードやスマホのタッチ決済のやり忘れにご注意ください
仮にタッチし忘れがあると、運賃の最大料金(大体7.5ポンドぐらい)が請求されます。

ロンドンの地下鉄ではスマホの電波が入らない

ロンドンの地下鉄ではスマホの電波が入りません
駅構内のプラットホームでも現地の電話会社と契約していない限り、「圏外」となります。

地下鉄の駅に入る前に目的地や乗車駅と降車駅などを確認しておきましょう!

ロンドンの地下鉄のオンピーク料金とオフピーク料金

ロンドンの地下鉄では、時間帯によって乗車料金が異なります
日本でも最近混雑緩和のために似た制度があるようですが、ロンドンの地下鉄ではオンピークとオフピークの料金差は1ポンドぐらいです。

  • オンピーク料金:月曜から金曜の朝6時30分から9時30分までと夕方16時から19時まで
  • オフピーク料金:上記以外の時間帯(平日16時から19時のゾーン1から外へ向かう電車を含む)

ロンドンの地下鉄における子ども料金

ロンドンの地下鉄では子ども料金が設定されています。
ここでは、日本からイギリスへ旅行で訪れる方に対象を絞って解説していきます。

11歳未満の子どもは無料

11歳未満は、大人が同伴する場合に限り、無料でロンドン地下鉄に乗ることができます。
大人1人に対してお子様4名まで無料で乗車できます。

子どもと一緒に自動改札を通る時は、大きなドアが付いている改札を通るのがオススメです。
家族連れや大きな荷物を持っている人、身体の不自由な乗客向けに設計されていて、通常のドアよりもゲートが閉まるのが遅いです。

なお、駅員から年齢確認された時のためにパスポートを持ち歩くことを忘れないようにしましょう!

11歳から16歳までの子どもは割引料金

11歳から16歳までは割引料金でロンドン地下鉄に乗れます。

券売機で子供用の乗車券を都度購入することもできますが、大人がクレジットカードやオイスターカードを使用した時の料金とほとんど変わりません

子ども料金を適用する別手段として、ビジター用のオイスターカードを事前に英国政府観光オンラインショップから購入して、駅員に子供割引をセットしてもらう方法もありますが、正直ややこしいです。

割引料金は適用できませんが、①子どものスマホにタッチ決済をセットするか②余分なクレジットカードを使わせるのが一番現実的かと思います。

ロンドンでは鉄道ストライキに注意!

2022年に入り、イギリスでは公共交通機関のストライキが多発しています。

以前は労働組合と会社の話し合いで計画中止となることが多かったですが、2022年に入り、そのままストライキに突入する事例が多々見受けられます。

イギリスを旅行される際は、ストライキの計画がないか調べることをおすすめします。

ロンドンの交通機関で多発するストライキを確認する方法一覧
2022年に入りロンドンの地下鉄やバスではストライキが多発しています。 イギリスを旅行する際に交通機関の運行状況を確認する方法を紹介します。

ロンドンの地下鉄はキャッシュレス決済に対応

ロンドンの地下鉄では、タッチ決済に対応したクレジットカードやスマホがあれば、端末を自動改札にタッチするだけで乗ることができます

券売機で紙の乗車券を購入する必要はありません。

オイスターカードは不要

ロンドンの地下鉄では、オイスターカードは不要です

未だにオイスターカードの買い方を解説している旅行ガイドブックが多いですが、タッチ決済が普及した現在、オイスターカードがなくても電車に乗れます。

オイスターカードのメリットの1つは、券売機でチケットを買うよりも半額近い料金で乗れることです。
しかし、タッチ決済でも同じ割引料金が適用されます。従って、わざわざオイスターカードを購入するメリットはありません。

【クレカあれば不要】オイスターカードの作り方、使い方
ロンドンを観光する際に便利なオイスターカードの作り方や使い方、返金方法を紹介。 メルカリを使えば日本で購入することも可能。

コンタクトレスのクレジットカードの対応状況

クレジットカードのコンタクトレスマーク

このマークがあれば、英国外で発行されたクレジットカードでもロンドンの地下鉄で使うことができます。

日本では「Visaタッチ」が普及していますが、Visaに限らず、コンタクトレスのマークがあるクレジットカードを持っていれば自動改札にタッチするだけで通れます。

  • アメリカン・エクスプレス(アメックス)
  • マスターカード
  • VISA(ビザ)
日本のJCBが発行するクレジットカードはロンドンの地下鉄でタッチ決済できません。ただし、後述するモバイル決済にJCBのクレジットカードをセットして使うことはできます。

モバイル決済の対応状況

ロンドンの地下鉄では、スマートフォンやスマートウォッチを自動改札にタッチするだけで通れます。

但し、ロンドンの地下鉄では、乗車時と降車時の両方で自動改札を通る必要があります。
そのため、端末の電池の残量に注意が必要です。仮に、電池切れ等で降車時にタッチできなかった場合、その路線における運賃の上限料金が適用されます。

  • アップルペイ(Apple Pay)
  • グーグルペイ(Google Pay)
  • サムスンペイ(Samsung Pay)
  • ガーミンペイ(Garmin Pay)
  • フィットビットペイ(Fitbit Pay)
  • バークレイズカード・コンタクトレス・モバイル(Barclaycard Contactless Mobile)
  • Bペイ(bPay)

ロンドン地下鉄の乗り方から乗り換え、降り方まで

ここではロンドンの地下鉄を乗る時から降りる時まで、順に従って解説していきます。

地下鉄の入り口を探す

ロンドン地下鉄「Underground」のサイン

この「UNDERGROUND」が描かれた案内板がロンドンの地下鉄の目印です。
この看板の所を降りると地下鉄の駅構内にたどり着きます。

自動改札を通る(乗車時)

ロンドン地下鉄の自動改札

地下鉄の駅についたら自動改札を通って駅の構内に入ります。
右手にある黄色のカードリーダーにタッチ決済機能が付いた端末やオイスターカードを当てると「ピッ!」という音がして、改札のドアが開きます

数秒で閉まってしまいますので、ドアが空いたら急いで通り抜けましょう。

プラットホームへ降りる

改札口を通ったら、地下鉄のプラットホームへ向かいます。

ロンドン地下鉄のエスカレーターは速い速度で動きますので転倒しないようご注意ください
日本のエスカレーターの2倍ぐらいの速度で動きます(汗)。
初めて乗ると驚くこと間違いなしです。

ロンドン地下鉄のエスカレーター

電車に乗る

プラットホームに電車が入ってきたら、電車に乗ります。
ロンドンの地下鉄では、日本と同じく降りる人が優先です。

また、日本と異なり車掌がいないため、ドアを締める際の安全確認が少しおろそかになっています。
駆け込み乗車でドアに挟まる人をよく見かけますのでご注意ください

なお、ロンドンの地下鉄は世界最古ということもあり、空調設備がない路線もあります。
夏場のこうした路線は蒸し風呂状態です(笑)。

車内へのフタが空いたアルコール飲料の持ち込みは禁止です。

電車を降りる

電車が駅に着くと、ドアは自動で開きます。
但し一部区間や時間帯によっては、自分でドアを開けるボタンを押す必要があります。

その時は慌てずにボタンを押してドアを開けて降りるようにしてください。

ドアを開くボタン

電車の乗り換え

乗り換え時は電車からプラットホームに降りた後、落ち着いて案内板を探してください。
ロンドン地下鉄の案内板は非常に充実しており、必ず見つけることができるはずです。

なお、ロンドンの地下鉄は乗り換えに意外と時間を要します。
電車自体もよく遅延が発生するので、観光の際はなるべく余裕を持って行動するよう心がけましょう。

ロンドン地下鉄の路線案内版

電車を降りて駅の出口に向かう

地下鉄の駅の出口に向かう時は、電車からプラットホームに降りた後、黒色に黄色で書かれた「WAY OUT」の看板を探してください。
この「WAY OUT」の指示に従って歩くと、駅の出口にたどり着くことができます

ロンドン地下鉄の「出口」の看板

自動改札を通る(下車時)

ロンドンの地下鉄では、下車するときも自動改札を通る必要があります。
乗車時と同様に黄色のカードリーダーにタッチすると、ドアが開き、目の前の液晶に料金が表示されます。

なお、タッチ決済を忘れると、最大運賃(7ポンドぐらい)が請求されますので、要注意!!

ロンドンの地下鉄を使う時の乗り換えルートの検索や料金の調べ方

ロンドンの地下鉄を利用する際におすすめのサイトやルート検索アプリを紹介します。

ロンドン交通局の地下鉄路線図マップ

公式のロンドン交通局が提供する地下鉄路線図マップです。ゾーン区分も記載されています。

Tube
Tube Map

なお、ロンドン交通局のHPでは、乗車駅と降車駅を入力すると運賃が表示されます。大人料金のほか、子供料金なども調べることができる優れものです。

Single fare finder
Find fares between any two stations in London

アプリ:Google Map

Googleマップアプリ

iPhoneアプリ.  Androidアプリ

私はGoogle Mapを使ってロンドンの地下鉄の駅を調べたり、ルート検索することが多いです。

事前に地図をスマホにダウンロードすると、オフラインでもマップを確認できます。スマホの電波が入らないロンドンの地下鉄では重宝する機能です。

また、ロンドンの地下鉄ではストライキが多発していますが、ストライキ等の理由による電車の遅延情報もリアルタイムで表示されます。

アプリ:Apple maps(アップルの純正マップ)

アップルの純正マップアプリ

iPhoneアプリ

iPhoneユーザー限定となりますが、Appleの純正マップもおすすめです。

アプリ:Citymapper

citymapperアプリ

iPhoneアプリ   Androidアプリ

ロンドン在住者に人気のCitymapperです。
ここで紹介したアプリでは唯一、ルート検索時に電車の運賃も表示される点が特徴です。

ロンドンの地下鉄を使う上で役立つ英語表現

ロンドンの地下鉄を利用するなら知っておきたいイギリス英語の表現一覧です。
日本人はアメリカ英語を学習しますので、特にTubeとかLift、Carriageは聞き慣れない単語だと思います。

  • Underground、Tube:ロンドン地下鉄
  • Overground:地上の近距離鉄道
  • TfL(Transport of London):ロンドン交通局
  • Way out:出口
  • Lift:エレベーター
  • Escalator:エスカレーター
  • Fare:電車運賃
  • Commuter:通勤者
  • Carriage:車両
  • Ticket inspector:有効なチケットを所持しているか調べる駅の係員

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