2023年9月現在、関西国際空港でプライオリティパスが使えるラウンジは6箇所です!その中には8月から使えるようになったANAラウンジも含まれています。
ぼてぢゅうが再開し、ラウンジ六甲やラウンジ金剛もプライオリティパスに対応するなど、ここ数ヶ月で関空におけるプライオリティパス対応のラウンジは大幅に改善されました!
ここでは、関空にある各ラウンジの場所や行き方、営業時間を紹介していきます。
- 関空では国内線でも国際線でもプライオリティパスが使える!
- 国内線なら3,400円(税込)の割引が受けられる「ぼてぢゅう」がおすすめ!
- LCC専用の第2ターミナルは、航空会社ラウンジもカードラウンジもないので要注意!
そもそも、プライオリティパスって何?という人は下の記事をご覧ください。

国内線の利用者のみが使えるラウンジ
まずは国内線の飛行機に搭乗する人が使えるラウンジを2つ紹介していきます。 2つともラウンジは保安検査(セキュリティチェック)を終えた後の出発エリアになります。
ただし、「ぼてぢゅう1946」と「Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU」は同じ場所にあって運営も同じです。したがって、実態としてはプライオリティパスが使える国内線のラウンジは1つです。
ぼてぢゅう1946


1946年創業のお好み焼レストラン「ぼてぢゅう」がプライオリティ・パスの提示で一人あたり3,400円の割引を受けられます。割引は全てのお食事、お飲み物(店内飲食に限る)に対して使えます。
レストランの場所は保安検査後の出発エリアにあるゲート26の向かい側です。こちらは離陸だけでなく到着便の飛行機を利用する場合でも利用できます。
しかも同伴者は最大3人まで。仮に会員本人と同伴者の2人で使った場合は利用代金から合計で6,800円(税込)が割引されます。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | 国内線の出発者 |
営業時間 | 5時30分〜22時30分(ラストオーダーは22時00分) |
休業日 | なし、年中無休 |
特典 | 利用料金から3,400円(税込)を割引 |
同伴者 | 最大3人まで |
同伴者料金 | 付帯するクレジットカードの条件に基づく |
子供 | 7歳未満の子供は無料 |
Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU
上記「ぼてぢゅう1946」と同一店です。したがって、ラウンジの場所も同じ出発エリアのゲート26です。

項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | 国内線の出発者 |
営業時間 | 5時30分〜22時30分(ラストオーダーは22時00分) |
休業日 | なし、年中無休 |
特典 | 利用料金から3,400円(税込)を割引 |
同伴者 | 最大3人まで |
同伴者料金 | 付帯するクレジットカードの条件に基づく |
子供 | 7歳未満の子供は無料 |
国際線の利用者のみが使えるラウンジ
こちらのプライオリティパスが使えるラウンジは出国審査を終えた後の出発エリアにあります。したがって、国際線の利用者のみが使えます。
ANAラウンジ


まずは誰もが使いたいANAラウンジです。場所は制限区域の北ウィング出発エリア、ゲート15の近くです。
ただし、ANAの上級会員と異なり、毎日午前6時30分から午前11時までの間はプライオリティパスが使えないので要注意!また、ANAの上級会員が優先されるため、夏休みなどの繁忙期は入室制限が行われる可能性があります。
しかし、そういったデメリットを上回るほどに使いたいのがANAラウンジ!羽田空港のANAラウンジはプライオリティパスが使えなくなってしまいましたが、関空のANAラウンジは今後もプライオリティパス会員への開放を続けて欲しいです!
項目 | 内容 |
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利用対象 | 国際線の出発者 |
営業時間 | 月・水・土:午前6時30分〜午後9時30分 火・木・金・日:午前6時30分〜午後5時00分 ※但し、午前11時まではプライオリティパス使用不可 |
休業日 | なし、年中無休 |
同伴者 | 1名まで利用可能 |
飲食 | ソフトドリンク・軽食・アルコール飲料 |
子供 | 2歳未満は入室無料 |
ラウンジ「六甲」


ラウンジの場所は関空の第1ターミナル2階、北ウィングの搭乗ゲート12の向かい側です。なお、関空では搭乗ゲート1からゲート15までが北ウィングとなります。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | 国際線の出発者 |
営業時間 | 9時00分〜12時30分 |
休業日 | なし、年中無休 |
飲食 | ソフトドリンク・スナック類が無料、アルコールは有料 |
子供 | 6歳以下は入室無料 |
ラウンジ「アネックス六甲」


ラウンジの場所は関空の第1ターミナル2階、北ウィングです。
関西国際空港では、ウィングシャトルを使って本館とウィング間を自由に移動できますが、アネックス六甲はウィングシャトルの中間駅を降りてすぐの場所になります。
ラウンジ「六甲」と異なり、窓があるので室内が明るくて開放感が感じられます。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | 国際線の出発者 |
営業時間 | 8時00分〜22時00分 |
休業日 | なし、年中無休 |
飲食 | ソフトドリンク・スナック類が無料、アルコールは有料 |
子供 | 6歳以下は入室無料 |
ラウンジ「金剛」


関空の南ウィングにはラウンジ「金剛」があります。
ラウンジの場所は南ウィングのゲート29の向かい側です。
ラウンジ「金剛」はコロナによる臨時休業が続いていましたが、2023年4月1日より営業が再開されました。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | 国際線の出発者 |
営業時間 | 9時00分〜18時00分 |
休業日 | なし、年中無休 |
飲食 | ソフトドリンク・スナック類が無料、アルコールは有料 |
子供 | 6歳以下は入室無料 |
関空のラウンジに関する注意点

2023年に入り、関西国際空港のプライオリティパスが使えるラウンジが激しく変動しています。使えると思ってたラウンジがいつの間にかプライオリティパスの利用対象から外れていることもあります。
そこで、ここでは2023年9月時点の最新情報をもとに、関空のラウンジを使う際の留意点、注意点を紹介します。
大韓航空のKALラウンジは閉鎖済
かつて関西国際空港には大韓航空が運営する「KALラウンジ」がありました。
現在は、ラウンジ自体が閉鎖しており、プライオリティパスとの提携も終了しています。
航空会社のラウンジにも限らず、ラウンジの場所は出国審査前の一般エリア。したがって、国際線だけでなく国内線の搭乗者も使えた利便性の高いラウンジでした。
「ぼてぢゅう プライオリティパス 終了」は情報が古い
関西国際空港の「ぼてぢゅう」は空港自体のリノベーション工事に伴い、一時閉店していました。
2022年12月より営業が再開しており、プライオリティパスやダイナースクラブ、ラウンジキーが使えます(2023年9月現在)。
JALラウンジはプライオリティパスが使えない
関西国際空にもANAやJALが運営するラウンジがありますが、プライオリティパスが使えるのはANAラウンジだけです。
なお、羽田のANAラウンジは2023年1月末をもって提携が終了しており、成田空港のANAラウンジも2023年8月末をもって提携終了となりました。ANAラウンジの中でプライオリティパスが使えるのは関西国際空港だけです。
関空の第2ターミナルにはラウンジがない
関西国際空港は第1ターミナルと第2ターミナルに分かれています。
これまで紹介したラウンジは全て第1ターミナルです。第2ターミナルは格安航空会社(LCC)向けのターミナルビルで、ラウンジは1つもありません。
プライオリティパスに関係なく、航空会社やクレジットカード会社が運営するラウンジが1つもない状況です。
関西国際空港の周辺にあるホテル
早朝便や深夜便に乗る予定なら関空周辺のホテルへの宿泊を検討しましょう。夜遅くまで起きていたり朝早くに起きる必要がなくなり、旅行全体がとっても快適になります。
私の中での一番の旅行ハックは前泊です。
- 空港直結なら「ホテル日航関西空港」か「ファーストキャビン関西空港」
- 少し離れて良いなら空港送迎付きの「スターゲイトホテル関西エアポート」、「関西エアポートワシントンホテル」、「ホテルガーデンパレス関西空港」など
楽天カードでKIXエアポート カフェラウンジ NODOKAも使える
楽天プレミアムカード経由でプライオリティパスを持っている方がほとんどだと思います。楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードなら、これまで紹介した5つのラウンジに加えて「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」も使えます。
このラウンジの場所は関空のエアロプラザ2階で一般エリアとなるため国内線・国際線ともに使えます。なお、365日24時間営業でシャワーも有料だけど利用できます!
深夜便や早朝便を利用する予定の方におすすめのラウンジです。詳細はこちらのページをご覧ください。


項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 | 国内線と国際線、到着時も利用可 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし、年中無休 |
特典 | 提携クレジットカード保有者は2時間無料 |
飲食 | ソフトドリンクあり |
子供 | 6歳以下は入室無料 |
シャワー | 40分660円(タオル、シャンプー、ボディソープ、ドライヤー付き) |
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